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路線別地域考察(JR常磐線東武野田線

柏駅考察 柏駅時刻表

◆駅概要 

 JR常磐線、東武野田線交差駅。柏市及び東葛エリアの中心駅。駅周辺には、高島屋(ステーションモール)、そごう、丸井、イトーヨーカドーなど商業施設が集中しており、通勤通学客や買い物客なども合わせ、JRでは千葉県内一番、東武では池袋、北千住に次ぐ三番の乗降客数を誇る。

 現水戸街道の国道6号が駅西部を、旧水戸街道が駅東部を走り、街道に挟まれた市街地であるが、市街地としての歴史は浅く、また、駅周辺は平坦地であることから、近代的な都市として発展した。

 東西両方向とも、駅から街道までの間は、オフィスや商業施設などが多く、住宅地としての適正は低い→利便性重視のマンション立地としては良し。

 都内への交通利便性や東葛エリアの中心としての利便性にあわせ、柏レイソルによる全国知名度、音楽人の輩出などから、同じ都心へのベットタウンとして、隣接の松戸よりもイメージとして受け入れやすく、県外からの流入に抵抗感が少ない。

 その他にも、JR常磐線の快速と中距離列車が停まる、市の中心であるなどから松戸と比較されることが多い。両駅は快速で約10分の違い。都心へは松戸の方が近く、街としての発展具合は柏の方がある。感覚として、松戸の場合はなにかあれば都内へ出る、柏の場合は柏で済ます。

 柏駅は、周辺の土地が高台平坦地で広いため、駅から離れた場所まで柏駅圏内として拡がったが、松戸駅は西に江戸川、東に山(丘程度ですが)に挟まれた狭まい土地になり、駅との一体的な発展が出来ず、東葛エリアの中心地を柏駅に譲った。

 しかし、市全体として見ると、柏市は松戸の倍近い面積があるにも関わらず、松戸市より10万人以上少ない。このことから、松戸の場合、駅に集中せず、市全体が市街化されており、どこに住んでもそこそこの生活利便性はあるが、柏の場合、駅周辺部は発展しているものの、市全体としては市街化されていない土地も多く残り、地域によっては生活利便性が不足することもある。

 今後、TXの柏の葉やおおたかの森駅周辺が発展することにより、商業利用者も分散することが予想されるが、柏駅周辺には、長年の積み重ねによる都市としての下地があることから、急激な低迷はないと推察されます。

 柏駅から少し離れると、商業的な雰囲気から住宅地へと移る。自然が多く残る場所もあり、落ち着いた住環境になる。また、柏駅はターミナルのため、柏駅を利用する住宅地エリアは多岐にわたる。

 柏駅周辺には、同駅を利用する大学や高校も多く、このことから柏駅は学生を含めた若者が多い。

 都市化されたことから、若者の夜間人口が多いことから、駅周辺は東西とも、飲食店や風俗店なども多いが、東西の住宅地エリアとは分かれており、住宅地へのアプローチも同エリアを避けられる。

◇考察

・柏駅東部徒歩圏の住宅地

 駅から徒歩15分内の住宅地は非常に人気が高く、数も少ないことから、地価は上昇している。坪単価は80万円から100万円程度まで。駅まで平坦であり、駅の利便性を享受できることなどから。また、駅が近い割りには落ち着いた住宅地ともなっているため。(例:千代田、東など)

 駅から15分を越え25分程度の距離まで、柏駅徒歩圏の住宅地として拡がる。また、バス便もそれなりにあり、併用利用の地域。駅から離れると平野部へと移ることから、海抜も下がり、傾斜地、高低差などがあることも多い。駅15分を越えると地価も落ち着き、坪単価50万円から70万円。(例:常盤台、あかね町など)

・柏駅西部徒歩圏の住宅地
 
 国道6号線を越えたエリア。以前は“柏市明原”エリアは同駅利用地の中では一番地価も高かったが、現在は東側より低くなりつつある。これは駅までの間に6号線を挟むことから、駅周辺との一体感が少ないためか。明原で坪70万円から80万円、その他で坪60万円から70万円。

 西側を出てから北東へと進むとすぐに国道16号線があり、これを越えると柏駅利用ではなくなる。西側から北西へと進むと東武野田線が走り、これを越えるエリアは柏駅利用と言いつつも距離があるため、今まで低迷していたが、イオンのオープンを始め、物流施設や倉庫・工場などが商業施設へ転換したことから、見直されつつある。坪50万円から坪60万円。

・柏駅東部バス圏の住宅地

 旧沼南町(現柏市)の中心部であった大津ヶ丘とその周辺地区は、柏駅へバスを利用したエリアになる。かなりの距離もあるため、バス10分から15分以上かかり、途中に田んぼなどの調整区域を挟むことから、柏駅との一体感はない。坪30万円から坪40万円。

・柏駅西部バス圏の住宅地

 以前は、高田や松ヶ崎などは柏駅バス便利用の地区であったが、TX開業から柏の葉キャンパス駅もアクセスが可能になり、注目がされている。商業施設なども充実してきており、生活の利便性は向上するものの、工場や物流施設も多く、大規模な開発がされたエリアではないので、住環境はさほど良くないことも多い。坪40万円から50万円。

 これらの他にも、柏駅を利用した住宅地は多く、全てを論じるのは厳しいため、各エリアの特徴をいろいろな面から考えてみて下さい。

 (平成18年8月24日現在)

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